
図面のない建物の平面図・立面図等の作製
3Dスキャンから平面図・立面図・断面図を高精度に作成
築30年以上の建物では、竣工図面が残っていないケースが多くあります。3Dレーザースキャナで建物の内外を高密度にスキャンし、壁・柱・開口部・設備の位置を含む現況データを精度±2mmで取得します。取得した点群データから平面図・立面図・断面図・天井伏図をCADデータとして作成し、リノベーション・増改築・耐震診断に必要な現況図面を短期間で提供します。手実測と比較して現地作業を1/3以下に短縮できます。
こんな課題はありませんか?
竣工図面が紛失または未作成で、リノベーションや増改築の設計に着手できない
手実測で建物全体の図面を作成するには数週間〜数か月の期間と高額な費用がかかる
増改築を繰り返した建物では、壁の位置や開口部の寸法が図面と異なる場合がある
耐震診断に必要な柱・梁・壁の正確な位置と寸法データが不足している
3D測量による解決方法
3Dレーザースキャナで建物の全フロア・外壁をスキャンし、壁・柱・梁・開口部・設備の位置を含む点群データを取得します。各フロアのスキャンデータを同一座標系上に統合し、上下階の柱や壁の通りの整合性も確認できます。取得した点群データをCADソフトでトレースし、各階平面図・立面図(四面)・断面図・天井伏図を作成します。BIMモデルの作成にも対応し、設計者が直接活用できるデータ形式で納品します。
測量の流れ
事前調査
建物の規模・階数・用途・構造種別を確認し、スキャン計画を策定します。必要な図面の種類・縮尺・データ形式を設計者と打ち合わせで決定します。
現地スキャン
3Dレーザースキャナを各フロア・外壁の計画ポイントに設置し、壁・柱・開口部・設備を含む建物全体をスキャンします。1フロアあたり10〜20箇所のスキャンで死角のないデータを取得します。
データ処理
全スキャンデータを高精度に合成し、壁・柱・開口部の位置をCADでトレースします。各階平面図・立面図・断面図・天井伏図を作成し、寸法情報を付加します。
納品
各階平面図・立面図(四面)・断面図・天井伏図・点群データを納品します。DWG/DXF/PDF形式に加え、BIMモデル(Revit等)の作成にも対応可能です。
3D測量を活用するメリット
現地作業の大幅短縮
手実測で2〜4週間かかる建物の現況測量を、3Dスキャンなら現地作業2〜5日で完了します。テナントや住居者への負担を最小限に抑え、営業を止めずに測量を実施できます。
高精度な現況データ
精度±2mmの点群データに基づいて図面を作成するため、壁の位置・開口部の寸法・天井高など全ての寸法が高精度です。増改築で図面と実態が異なる箇所も、現状のとおりに正確に図面化します。
後からの寸法確認が可能
点群データを保管しておけば、図面作成後に追加の寸法確認が必要になった場合も、再度現地に行くことなくデータ上で計測できます。設計変更や追加検討にも柔軟に対応可能です。
主な納品物
点群データ(LAS/E57形式)
各階平面図
立面図(四面)
断面図(任意箇所)
天井伏図
BIMモデル(オプション)
よくある質問
Q.図面のない建物の3Dスキャン測量にかかる期間はどのくらいですか?
A.対応可能です。建物の規模により異なりますが、延床面積500平方メートル程度の建物で現地スキャン2〜3日、図面作成7〜10日が目安です。急ぎの場合は優先対応もご相談いただけます。
Q.テナントが入居中の建物でも3Dスキャン測量は可能ですか?
A.はい、可能です。テナントの営業時間外や休日に作業を実施し、業務への影響を最小限に抑えます。1フロアあたり1〜2時間でスキャンが完了するため、短時間での作業調整が可能です。
Q.3Dスキャンで作成した図面はリノベーションの設計にそのまま使えますか?
A.はい、そのまま使えます。CADデータ(DWG/DXF形式)で納品するため、設計者が直接CADソフト上で設計作業を開始できます。BIMモデル(Revit形式等)の作成にも対応しており、設計のワークフローに合わせたデータをご提供します。