
生データから利用可能な点群へ整える3段階
最初に各スキャンを統合し、次に外れ値や一時物を分類し、最後に用途別の密度と範囲へ書き出します。自動フィルタは補助として使い、対象物まで消していないか断面と画像で確認します。
ターゲット法とターゲットレス法を使い分ける
ターゲット法は既知点や標識で結合精度を検証しやすく、長い通路や繰返し形状に向きます。ターゲットレス法は重複形状で効率よく統合できますが、十分な重複と特徴形状が必要です。案件によって併用します。
残差は平均値だけで判断しない
全体の平均残差が小さくても、一部区間にねじれや累積誤差が残ることがあります。結合ごとの残差、閉合、独立した検証点、断面の二重化を確認します。
ノイズ除去は対象物の定義から始める
通行人や車両でも、交通動線の記録が目的なら削除対象ではありません。植生、反射ノイズ、浮遊点、仮設物を自動で一括削除せず、成果目的と範囲に応じてレイヤー分けまたは除去します。
形式とファイルサイズを利用環境に合わせる
交換性を重視するならE57/LAS、Autodesk環境ならRCP/RCS、軽量閲覧なら範囲分割やWebビューを検討します。点数だけでなく色情報、強度、法線、座標桁、圧縮方式が容量を左右します。
ファイルサイズの目安は対象範囲・密度・属性で大きく変わります。納品先PCのメモリ、ソフトウェア、ネットワークを確認し、原本と軽量版を分ける方法をご提案します。

