
起工測量から完成検査までを一つの座標系でつなぐ
国土交通省は2024年4月にi-Construction 2.0を策定し、2040年度までに建設現場の省人化を少なくとも3割、生産性を1.5倍へ高める目標を示しました。BIM/CIMは2023年度から直轄土木業務・工事で原則適用されており、3次元データを後工程へ引き渡せる設計が重要です。
TS出来形と面管理を使い分ける
構造物や工種によって求められる管理方法は異なります。対象工種の出来形管理要領を確認し、計測密度や評価単位を決めます。すべてを点群化するのではなく、検査で説明しやすい方法を選びます。
提出物から計測仕様を逆算する
監督員との事前協議で、座標系、オリジナル点群、グリッドデータ、設計面との差分、帳票の形式を確定します。現場独自のファイル命名やフォルダ構成も計測前に共有します。
検査時に再現できる処理記録を残す
植生・重機・仮設物の除去範囲、点群の間引き、TINやメッシュの生成条件を記録します。成果値だけでなく処理条件を残すことで、発注者が土量や出来形の根拠を追えるようにします。

