
レーザーの往復時間から距離を測り、角度と組み合わせて座標化する
地上レーザースキャナは、レーザー光の飛行時間や位相差から対象面までの距離を測り、水平・鉛直角と組み合わせてXYZ座標を生成します。取得点数が多くても、表面から安定した反射が得られなければ品質は上がりません。
0.6〜350mは同じ精度で測れる範囲ではない
距離が長くなるほど点間隔が広がり、入射角や大気条件の影響も増えます。遠方の全体形状と近距離の詳細形状で設置点を分け、要求精度に合う距離を選びます。
200万点/秒は成果の品質を直接保証しない
高密度設定はデータ量と計測時間を増やします。図面縮尺、最小部材、断面間隔、モデリングLODを確認し、必要以上の密度を避けます。
オクルージョンは設置点の重なりで減らす
柱・梁・設備・植栽の裏側は一方向から見えません。現地写真と平面図で死角を予測し、隣接スキャンに十分な重複を持たせてレジストレーションと欠測補完を行います。
雨・鏡面・黒色面・振動を計画に入れる
雨粒や水面はノイズを生み、鏡面や黒色材は反射が不安定になることがあります。交通振動や動く設備も点群を乱すため、時間帯変更、追加ターゲット、別手法との併用を検討します。

