現状変更・保存への影響を事前に確認する
文化財保護法43条は重要文化財の現状変更や保存に影響を及ぼす行為を、125条は史跡名勝天然記念物の現状変更等を規定しています。非接触計測が直ちに許可対象になるとは限りませんが、具体的な設置方法や対象材によって扱いが変わるため、所有者・管理団体と行政担当窓口へ事前相談します。
文化財の指定区分と管理者を確認する
国・都道府県・市町村の指定、重要文化財、史跡等で相談先と手続が異なります。所有者・管理団体の同意を得たうえで、所管の教育委員会や文化財担当部局に具体的な作業内容を伝えます。
三脚・ターゲット・養生まで説明する
計測機器を置く位置、床荷重、接触する可能性、ターゲット固定方法、電源・照明、立入動線、作業人数を図面化します。史跡内で杭や標識を設置する場合は、現状変更に当たらないか個別に確認します。
保存形式と公開範囲を先に決める
オリジナル点群、処理済み点群、メッシュ、図面、写真、座標情報、メタデータを分け、長期保存用と公開用を作ります。防犯上公開できない内部情報や位置情報も権限管理します。
法令の適用や許可要否を当社だけで判断するものではありません。所有者・管理団体と行政担当部局の指示に従い、当社は計測方法と成果物仕様を具体化します。

