
山林の詳細な地形測量
起伏の激しい山林を非接触で安全・高精度に計測
3Dレーザースキャナを使用した山林の地形測量は、急斜面や密林でも非接触で安全に計測できる手法です。毎秒最大200万点の高密度スキャンにより、従来測量では数週間かかる広範囲の地形データを数日で取得できます。取得した点群データからは等高線図・断面図・DEM(数値標高モデル)を作成し、山林開発計画や治山工事の設計に活用できます。
こんな課題はありませんか?
急斜面・崩落リスクのある山林で測量スタッフの安全確保が難しい
密林や下草が多く、従来のトータルステーション測量では視通が確保できない
広範囲の地形を従来手法で測量すると数週間〜数か月の期間とコストが必要になる
樹木に覆われた地盤面の正確な標高データが取得できない
3D測量による解決方法
3Dレーザースキャナを山林内の複数地点に設置し、1スキャンあたり数百万点の高密度な点群データを取得します。レーザーは樹木の隙間を透過して地盤面にも到達するため、樹木下の地形も計測可能です。取得した点群データに対してグラウンドフィルタリング処理を行い、樹木や下草のデータを除去して地盤面のみを抽出します。この地盤面データから精度±5mm以内のDEM(数値標高モデル)を作成し、等高線図・断面図・土量計算に活用できる成果品を納品します。
測量の流れ
事前調査
山林の範囲・地形条件を確認し、スキャン計画を策定。安全な進入ルートとスキャナ設置位置を事前に決定します。
現地スキャン
3Dレーザースキャナを山林内の計画ポイントに設置し、各地点から360度の地形データを取得。ターゲットを使用してスキャン間の整合精度を確保します。
データ処理
複数スキャンデータを高精度に合成し、グラウンドフィルタリングで地盤面を抽出。DEM・等高線図・断面図をCADデータとして作成します。
納品
点群データ(LAS/E57形式)・DEM・等高線図・断面図・土量計算書を納品。データの活用方法もご説明します。
3D測量を活用するメリット
安全性の確保
急斜面や崩落リスクのある山林でも、非接触計測のため測量スタッフが危険箇所に立ち入る必要がありません。スキャナ設置位置は安全な場所を選定し、最大350m先の地形も計測可能です。
工期の大幅短縮
従来測量で2〜3週間かかる山林の地形測量を、3Dスキャンなら現地作業3〜5日間で完了します。データ処理を含めても従来手法の1/3以下の期間で成果品を納品できます。
高密度な地形データ
1平方メートルあたり数百〜数千点の高密度データを取得するため、微地形の凹凸や水みちの把握が可能です。従来測量の数十倍の情報量で、設計精度が飛躍的に向上します。
主な納品物
点群データ(LAS/E57形式)
等高線図(0.5m/1.0m間隔)
断面図(任意箇所)
土量計算書
DEM(数値標高モデル)
カラー点群ビューワーデータ
よくある質問
Q.山林のレーザースキャン測量は樹木が多くても地形データを取得できますか?
A.はい、取得可能です。レーザーは樹木の枝葉の隙間を透過し地盤面にも到達します。取得した点群データからグラウンドフィルタリング処理で地盤面のみを抽出するため、密林でも精度±5mm以内の地形データを作成できます。
Q.山林の3Dスキャン測量の精度はどの程度ですか?
A.はい、高精度な計測が可能です。スキャナ本体の測距精度は±2mmで、ターゲットを使用した合成処理により全体精度±5mm以内を確保します。従来のトータルステーション測量と同等以上の精度で地形データを取得できます。
Q.山林の地形測量にかかる費用と期間はどのくらいですか?
A.対応可能です。面積や地形条件により異なりますが、1haあたり現地スキャン1〜2日、データ処理3〜5日が目安です。費用は事前にお見積もりを提出しますので、まずは対象範囲と必要な成果品をお知らせください。