株式会社 Survey Solution
USE CASE

柱の傾き調査

建築・建物地上レーザースキャン測量

非接触計測でmm単位の鉛直精度を安全に測定

柱の傾きは構造物の安全性に直結する重要な指標です。3Dレーザースキャナを使用すれば、非接触で柱の鉛直度をmm単位で計測でき、足場設置や高所作業なしで安全に調査を実施できます。1回のスキャンで複数本の柱を同時に計測し、各柱の傾斜量・傾斜方向を数値化して一覧表と図面で報告します。定期的なモニタリングにより、経年変化の傾向把握にも活用できます。

こんな課題はありませんか?

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高い柱の上部に計測器を取り付けるために足場設置や高所作業が必要で、コストと安全リスクが大きい

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複数本の柱の傾きを個別に計測すると膨大な時間がかかる

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下げ振りやトランシットによる計測では、微小な傾きの正確な数値化が困難

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経年変化を把握するため、同一条件での定期的な再計測が必要

3D測量による解決方法

3Dレーザースキャナで柱を含む空間全体を360度スキャンし、各柱の基部と頂部の3次元座標を高精度に取得します。基部の中心点と頂部の中心点の座標差から、傾斜量(mm)と傾斜方向(角度)を算出します。1回のスキャンデータから数十本の柱の傾きを同時に解析でき、各柱の傾斜一覧表と傾斜方向図を作成します。初回計測のデータを基準として保存し、定期モニタリング時の差分比較にも活用できます。

測量の流れ

1

事前調査

対象柱の本数・高さ・配置を確認し、必要なスキャン位置と回数を計画します。傾きの許容基準(建築基準法・設計基準等)を確認します。

2

現地スキャン

3Dレーザースキャナを柱群を見通せる位置に設置し、柱の基部から頂部まで全体が計測される角度でスキャンします。1スキャン5〜10分で広範囲を計測します。

3

データ処理

点群データから各柱を抽出し、基部・頂部の中心座標を算出します。傾斜量・傾斜方向を数値化し、許容値との比較判定を行います。

4

納品

柱傾斜一覧表・傾斜方向図・断面図・点群データを納品します。許容値を超える柱には注意喚起を明記し、構造技術者への報告資料として活用できます。

3D測量を活用するメリット

足場不要で安全に計測

地上からのレーザースキャンで高さ30m以上の柱でも頂部まで計測可能です。足場の設置・撤去費用が不要で、高所作業に伴う労働安全衛生上のリスクも排除できます。

複数柱の同時計測

1回のスキャンデータから視野内の全柱の傾きを同時に解析できます。工場や倉庫の柱を1本ずつ個別計測する必要がなく、数十本の柱の傾き調査を1日で完了します。

定期モニタリングへの対応

初回計測データを基準値として保管し、次回計測データとの差分比較で経年変化を定量的に把握できます。同一座標系での再計測により、傾きの進行傾向を正確に追跡します。

主な納品物

点群データ(LAS/E57形式)

柱傾斜一覧表(傾斜量・傾斜方向・判定結果)

傾斜方向図(平面図上に矢印表示)

断面図(代表的な柱の鉛直断面)

よくある質問

Q.柱の傾き調査で3Dレーザースキャンの計測精度はどの程度ですか?

A.はい、高精度に計測できます。3Dレーザースキャナの測距精度は±2mmで、柱の傾斜量をmm単位で検出します。高さ10mの柱に対して1/1000(10mm)の傾きも確実に検出可能です。

Q.工場稼働中でも柱の傾き調査は実施できますか?

A.はい、実施可能です。3Dレーザースキャナは非接触で計測するため、工場の稼働を停止する必要はありません。騒音や振動もなく、生産活動に影響を与えずに調査を完了します。

Q.柱の傾き調査の結果から補修の要否を判断できますか?

A.はい、判断できます。建築基準法や日本建築学会の基準に基づく許容値との比較判定を行い、結果を一覧表に明記します。補修の要否判断に必要な定量的データを構造技術者にご提供します。

柱の傾き調査のご相談はお気軽に

現場の状況をお伺いし、最適な測量方法と概算費用をご提案いたします。 「この現場で3Dスキャンは使えるか?」という段階でもお気軽にご相談ください。